検査・診断
どの科にいったらいいの?
肺で気になることがあったら、内科や呼吸器科を訪れましょう。肺がんの手術の際は外科や呼吸器外科になりますが、最初の検査は内科などで問題ありません。
検査・診断のながれ
問診
問診では、医師から症状、病歴、生活習慣(喫煙歴)などについての質問があります。緊張するかもしれませんが、リラックスして冷静に医師に聞きたいことを聞きましょう。正直に医師に何事も相談するようにしましょう。問診のあとは、痛みがある場合などは視診や触診が行われます。
なお、診察前に問診表がわたされることがありますので、そちらも正確に記述するようにしてください。
胸部X線検査
放射線を使って肺を撮影します。X線検査で肺に陰影がみられれば、肺に異常がある可能性があるため、さらに詳しい検査を行うことになります。
CT検査
放射線などを使って、人体を断層撮影することにより、体内の詳しい状況を検査する方法です。癌を早い段階でみつけるには、有効な検査です。最近普及しはじめたヘリカルCTやマルチスライスCTといったCT検査では、X線検査では心臓や背骨に隠れてみえないような部分にある癌や、小さな癌をみることができますので、癌の早期発見に役立ちます。検査時間はそれほど長くありません。妊娠している方は医師に申し出る必ようにしましょう。
喀痰細胞診検査(かくたんさいぼうしんけんさ)
痰のなかに異常な細胞があるかどうかを調べる検査です。肺がんの約3割を占める気管支に発生する中心型肺がん(喫煙者に多くみられる)は、がんが小さいとX線やCT検査でわかりにくいので、早くみつけるには痰を調べるのが一番です。この検査では、数日分の痰を出して専用の容器に入れ、検査を行います。痰は郵送すればよいので、在宅で行うこともできます。
生検
肺がんの疑いが強い場合は、実際に肺の細胞を採取して詳しく調べます。検査には、入院が必要な場合もあります。生検の方法には以下のようなものがあります。
- 中心型肺がん(肺の入り口付近にできるがん)の生検
①気管支鏡検査
気管支に内視鏡を挿入し、内視鏡の先端につけた器具で細胞の一部を採取します。
②蛍光気管支鏡検査内視鏡の先端にがんを判別する光線をだす器具をつけておこなう検査です。がんができているところに光線をあてると、蛍光がなくなり暗い影になります。 - 抹消型肺がん(肺の奥のほうのがん)の検査
①ブラッシング/TBLB
内視鏡の先から器具を伸ばし、細胞をこすりとったり、切り取ったりする検査です。
②経皮的針生検
皮膚の上から針を刺して細胞・組織をとる検査です。
③胸腔鏡下肺生検(きょうくうきょうかはいせいけん)
上記の方法でうまくとれないときに行われます。
胸に穴を開けて内視鏡を入れ、内部のようすをみながら細胞をとります。
※これらの検査では、検査後、出血(喀血)や気胸(肺から空気がもれる)、麻酔薬の影響による吐き気やめまいなどを起こすリスクがあります。








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