治療法
【転移による症状をやわらげる治療】
各症状を和らげる
脳や骨へがんが転移した際は、放射線治療を中心に治療が行われます。
脳への転移がるときの頭痛や意識障害、片麻痺、ふらつ、吐き気など症状へはステロイド薬が使用されることもあります。転移した病巣が小さいときは、手術で切除可能ですが、多くの場合は基本的に放射線治療です。腫瘍が数個程度であれば、定位手術的照射といってがんの病巣に高エネルギー放射線を集中させて照射する方法が行われます。これはガンマナイフとよばれるヘルメットのような装置のなかに頭を固定して放射線を照射する方法です。腫瘍いくつもある場合は、脳全体に放射線を照射する全脳照射が行われます。なお、脳は抗がん剤が作用しにくいといわれています。
骨転移では、痛みや骨折、しびれ、高カルシウム血症などの症状が現れます。骨転移で痛みが激しく、骨折が懸念されるときは、的を絞った放射線治療を中心として、化学療法、コルセットなどを使った固定、痛みのコントロールとして鎮痛薬、モルヒネが使用されたりします。
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